建物火災による死者のうち、住宅火災による死者数が9割を占め、死者数の6割強が逃げ遅れによるものとなっています。
 このようなことから、消防法の改正により、全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられ、多野藤岡広域市町村圏振興整備組合火災予防条例で設置等の基準が定められました。

いつから設置が必要になるの?
 新築住宅は、平成18年6月1日から設置が必要です。
 既存の住宅は、平成20年5月31日までに設置が必要となります。
どんな火災警報器があるの?
 大きく分けると「煙」に反応するタイプ(煙式)と「熱」に反応する(熱式)の2種類があります。一般には煙式のものを、台所のコンロ付近は熱式のものがよいでしょう。
取り付け場所は?
 就寝に使用する部屋に取り付けます。(普段就寝している部屋のことで、来客が就寝するような部屋は除きます。)
 就寝に使用する部屋がある階の階段上部に天井または、壁に取り付けます。ただし、避難階(1階など容易に避難できる階)は除きます。
 火災警報器を取り付けない階で就寝にしようしない居室が2階以上連続する場合、火災警報器を取り付けた階から2階層離れた階の階段に取り付けます。
 寝室でない4畳半以上の居室が5つ以上ある場合には、その廊下に火災警報器の取り付けが必要です。
 市町村条例によっては台所への取り付けを義務づけたりしている場合もあります、最寄の消防本部、消防署に確認してください。

取り付け方は?
 火災警報器は、天井や壁に取り付けることができます。
 天井へ取り付けるときは、火災警報器の中心を壁から60p以上離して取り付けます。天井にはりがある場合には、火災警報器の中心から60p以上離します。

 エアコンや換気扇の吹き出し口付近から1.5m以上離しましょう。

 壁に取り付けるときは、天井から15〜50p以内に火災警報器の中心がくるようにします。

お手入れは?
 火災警報器はいざというときに効果を発揮するものですが、長く取り付けていれば、家電用品と同じように故障したり、交換が必要になります。実際に火災が起きたときに、きちんと警報されるよう、次のようなことに注意してお手入れをすることをおすすめします。
 乾電池タイプは交換を忘れずに。
 乾電池タイプの火災警報器は、電池の交換が必要です。定期的な作動点検のときに、「電池切れかな?」と思ったら、早めに交換することをおすすめします。また、電池が切れそうになったら、音やランプで交換時期を知らせてくれます。
 おおむね10年をめどに機器の交換が必要です。
 火災警報器の交換は、機器に交換時期を明記したシールが貼ってあるか、「ピー」という音などで交換時期を知らせます。そのめどがおおむね10年です。詳しくは購入時の取り扱い説明書を確認してください。
 定期的に作動するか点検しましょう。
 定期的(1ヶ月に1度が目安です。)に、火災警報器が鳴るかどうか、テストしてみましょう。また、長期に家を留守にしたときも、火災警報器が正常には動くかテストしましょう。
点検方法は、本体の引きひもを引くものや、ボタンを押して点検できるもの等、機種によって異なりますから、購入時に点検方法を確認しておきましょう。
どこで買えばいいの?
 火災警報器は、消火器などとともにホームセンターなどでも取り扱っています。
 なお、火災警報器の品質を保証するものに、日本消防検定協会の鑑定があります。購入の目安として次のようなNSマークが付いているものを選びましょう。

※図引用 : 財団法人 日本防火協会リーフレット